言葉辞典出張版版

ネットに散らばっている言葉を集めている。それだけだ。

2016-04-17から1日間の記事一覧

サイレンの音ばかり響かせても、だれの助けにもならない。

バスルームが廃墟っぽいです。彼女はまっすぐに私を見て言う。たしかにバスタオルホルダが壊れたままだし、ペーパーホルダも片側が割れているし、罅の入った排水口のふたも交換していない。ごめんね、なんだか、面倒で、ふだん誰も出入りしないから取り繕う…

僕か月曜かどちらかを殺してくれ。

読書予定メモ

・忘れられる過去 (朝日文庫) 荒川洋治・一千一秒物語 (新潮文庫) ・黒衣の短歌史 - 中井英夫全集 第10巻・中井英夫詩集 (現代詩文庫 第 1期66)・漢文名作選・折口信夫 貴種流離譚 二重心臓・哲学者たちの死に方・死に至る病 (岩波文庫)・大工よ、屋根の梁を…

お墓は火星に。献花はたんぽぽに限る。 そう書いてあるので、火星にたんぽぽをお供えしたいです。

「ミスター・エレクトリコ」に救われた少年が、著作によって世界の人々を救う。 「永遠に生きよ!」と云われた少年が、その著作によって永遠に生きる。

僕は死から逃げようとしたんじゃないかな。つまり、生に向けて走り出した。

どんな芸術もすばらしいよ。どれか一つとは言えない。もし生まれ変わったような気にさせてくれて、 朝にはベッドから起きようというような気にさせてくれるなら、何であれ、もう立派な芸術じゃないかな。

ブラッドベリはどこか遠くに往ってしまった。だけど、本を開けば、いつでもそこには10月の射光がさしこむ屋根裏部屋や、 秋の森が黄金に輝き、たんぽぽが風にそよぐ草原では運動靴をはいた少年が月まで飛び上がり、カーニバルの木馬は逆回転し、 お菓子の…

二百年後の火星で、僕の本が読まれるだろう。そう思うとうれしくなる。大気もない死んだ惑星に人がいてね。 夜更かしの少年が、懐中電灯を用意して、ベッドにもぐり込んだまま、火星で『火星年代記』を読むんだ

ああ、レイ・ブラッドベリ!レイ・ブラッドベリ!

まずいですよ。まるで靴磨きみたいです