言葉辞典出張版版

ネットに散らばっている言葉を集めている。それだけだ。

最近ではこうした仕組みを「内輪」だと一笑に付し、軽んじる傾向があるが、他人に憧れ妬まれるような「内輪」を形成しなければ、輪に入ることに価値を見出すことはできない。常に新陳代謝を繰り返し、進化していきたい組織を作りたいと思うのであれば、「魅力的な内輪」を形成するしかないだろう。その「内輪」に合わない人が新たな「内輪」を形成していき、輪を広めていくことは至極まっとうなことである。だが、現在は手ごろな「内輪」に甘んじることで、簡単に自己承認が満たされ、何も成さずに終わってしまうケースも問題になっている。増殖した「内輪」の中で、何も成さずに死滅していくだけではあまりにも悲惨すぎる。もっと有機的に他の輪と融合していくように働きかけることも必要なのかも知れない。