2011-08-31 ■ ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。 一歩足を踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまうのだ。 恋愛も思想も家族を失うことも、大人たちの仲間に入ることも。