「朝に感謝しましょう」とファソンはいった。 「朝に、感謝?」とぼくはいった。 「朝が来たことに感謝するの」 「どうやって?」 ファソンは、窓を開けた。それから、こういった。 「まず、朝が永久に来ないと考えるの。いつまでも夜は明けず、暗いままで暮…
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