言葉辞典出張版版

ネットに散らばっている言葉を集めている。それだけだ。

2013-08-30から1日間の記事一覧

アニメを作るために現実に背を向けた自分はある意味もしかしたら戦犯かもしれないが、愛する奥さんが「生きて」と言ってるんだから生きねばならないのだ。

人間である以上は、現実に足場がなければ、妄想の世界に生きることすらできないのだ。

「地獄変」を書いた芥川龍之介も、結局は自身が標榜する芸術至上主義に限界を感じ、私小説的な作風に転向しようとした途上で、「ぼんやりとした不安」のために死んでしまった。

庵野秀明もまたおそらく、自ら監督として製作していたエヴァンゲリオンが阪神大震災とオウム事件を引き起こしたのではないかという関係妄想から旧エヴァの世界を破綻させ、 その後結婚してリア充になり新エヴァを明るい話として作り直そうとしたが、制作途中…

そもそも手塚治虫が「鉄腕アトム」を作ったのは、ただ純粋に「鉄腕アトム」を作りたかったからではないか。

現実なんか最初からどうでもいい。興味が無い。俺はただ、美しいアニメを作りたいだけだ

このところ、毎晩、夢の中で原発が爆発するシーンにうなされるようになった

「わかってるよ。お前はミリオタで零戦大好きで、ほんとはギガント飛ばして巨神兵動かして世界を薙ぎ払いたいんだろう? だが戦時中は疎開先でいじめられてひどい目にあったし、なにしろ同僚の高畑が生粋の左翼なもんだから、 そういう己の本性を左翼思想と…

どなたか存じ上げませんが、こんな若くして逝去されて、お悔やみ申し上げます。

いったい何を食べたらこんな親切なことができるんでしょーか。