2015-10-30 ■ 翌朝は葬式で、おそらく島中の人が来たと思われる人出。 神主が来て葬式が執り行われ、長い行列の中腹に甕が担がれ、出て行ったのを見送った。 子供がそれについていけなかったのは、それも何かの風習だろう。後で島を散歩すると、砂浜の脇の小高い丘に小さな神棚が転々と置いてある。 海からの風を避けるように、草むらの脇に無秩序に並んでいる。 どうやらその下に甕が埋まっているようだ。 数年後に掘り出して、のど仏だけを墓に納めるらしい。 それには父だけが参加した。