2013-05-09 ■ 彼は世界を 毎日毎日毎日 呪い続けていたの 11歳でドストエフスキー 15歳でエヴァンゲリオン 最悪のコースに溺れていたの ハンパに高いIQがいつでもいつでも邪魔になって 革命ばかりを夢見るけれども 何もできない 悶々として暮らすうちにいつの間にか憶えたことは 自分の手首をちょっと切ること たった一度だけ恋をしたこともあったけどそれは ファーストキスの夜に考えられ得る最悪の結末を迎えた 女なんて そう僕にはカッターナイフが必要 カッターナイフが必要 自分を切り裂く為に