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死んだらそれでおしまい。死が繰り返されないことは分かった。

それでは次は？

次に意味を持つのは、異常な性行為である。

異常な性行為に対する欲望は、本来誰が持ち合わせていてもおかしくないものなのである。
異常な性的偏向を持つ人間は、異常ではない。
馬鹿な大衆が「異常」というレッテルを貼っただけだ。

そして逆に、
モラルや社会規範といったものに縛り付けられ、疑問も抱かず、その中でしか行動し、生きられない人間こそが
異常なのである。

排泄物を嬉しそうに食べている姿を見て、あるがままの正常な姿だと思った。
この映画を見て、後悔したというレビューを見て、異常だと思った。

パゾリーニは正しいことを行った。
しかし、異常である大衆によって、彼は潰された。
このことが一番の問題であると私は思った。