言葉辞典出張版版

ネットに散らばっている言葉を集めている。それだけだ。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「猫は屍骸を燃やすと、とてもいいランプの燃料になるのです。それに、猫の目玉は一つでも役に立つ。あれは灯りです。世界中の電気が消えても、猫が一匹いれば不自由することはないのです。むかしの人たちは、猫の目玉の明るさだけで、百冊の書物を読んだの…

年をとったら、人形と一緒に暮らしたいと思います。 歌ったり、浴槽に入ったり、ホフマンの童話を読んだり、レスボスの果実をむさぼったり、ぼくの肩をもんでくれたりする、自動人形たち、沢山と。パリのサンジェルマン。リュニヴェルシテ通りにある小さな人…

星を数えながら、私は思いました。「友だちが一人ふえるたびに、空にも星が一つずつふえたら、いいでしょうね

ひたすら霊を追い求めていた作者が、空襲下に肉体と本能だけのせつないかなしい魂を見いだした絶対の孤独を表現している。 その大胆な表現は、日本における実存主義、そして戦後文学の出発点となった。かなしみの街を過ぎて、 安吾はここから肉体の思考を基…

怒涛の時代に美が何物だい、芸術は無力だ! ニュースだけが真実なんだ!

死ぬ時は、こうして、二人いっしょだよ。怖れるな。そして、俺から離れるな。…俺の肩にすがりついてくるがいい。わかったね

チャック世に現れ アトムまた世に現ろとも綱の用の絶ゆることなかるべし 汝一本の綱たらば足らむ 綱なるはまた巨力を要す 父 綱男君

炳五は、自分ばかり憎み叱責する母に対する反抗心を増し、砂丘に寝転んで光と小石の風景を眺めながら、海と空と風の中にふるさとと愛を感じ、その中にふるさとの母を求めていた

何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。

若い頃にパンクスじゃない奴はバカだ、齢取ってもパンクスの奴はもっとバカだ!

師の影を踏む

永遠に近付かないで見ていたいものもあるねえ

アイアは渋谷というコンクリートジャングルに出来てしまった魔境

アイアの悪口はやめろ!全部本当のことだから悪口じゃないけど!!!

前にも言ったけどアイアは無音の中で女の子が大人の階段を上っていくという美しい演出のシーンで外から救急車のサイレンが聞こえたり 上演中ずっと外のデモ隊や音楽イベントの音が入ってたりしたけど本当に良い舞台沢山やってたし良い思い出沢山作ってくれた…

後ろの人メモ取ってるの?シャッシャッシャッシャッうるせえぞ?って後ろ向いたらエアコンの音だった

アイアを本能寺に見立てて燃やす舞台なら7800円すごい安い

アイア「公演時間中、会場外で行われている阿波踊りの音が漏れることがあります。ご了承ください。」 わたし「了承できるか」

悪口は減らないよ。でも気づかないというのはすごく素敵だ。遠い世界のことなんていちいち気にしてられないものね。

忘れる為に、人間はツールに覚えてもらう。

愛、とかつて呼ばれたもの。最初は確かに愛だったもの。それは年経るごとに変質し、 かつての性的な情熱や孤独を癒して欲しいという狂おしいまでの欲求を喪って、生活のリズムに、共に生きるためのアルゴリズムへと変化してゆく。 愛が最終的に行き着く先、…

実際のところ石巻にいった際に僕も感じたこととして、あの場所で無言で仕事をしながらも誰もが、 巨大に表現された台風一過の圧倒的な美しさの中で自然を呪うことはむずかしいということだ。

それでも気仙沼は美しい。港から吹く風。焼け落ちた船。生き返る船。人々の営み。 閉鎖された気仙沼警察署の脇で、ひっそりと息づく小さな花。汚泥の中に咲いていた、儚い生命。

地震と放射能とミサイルを気にしながら過ごす日常ってスゲェな。

ドリルを買う人は、ドリルが欲しいのではなくて穴を開けたいのだ

ザリガニの死んだような臭いと言うが、あれを最初に表現したのは芥川龍之介

けっきょく一人作業ではムリだったので、家族の力も借りた。 父と母、そして僕。ピアノ線を張るために家族が協力する。2015年、期せずして思い出深い夏となりそうだ。

ピアノ線もホームセンターで売られている。自分の人生の中にピアノ線との接点があるとは思わなかった。

わかったかこれが未来だぞ

はずかしい話だが設計図を描いている時点では絶対にうまくいくと思っていた。 ピアノ線を張っているときに怪しいぞ…と不安になり、ボードに体重をかけているときに徐々に目が覚めてきた。